絡新婦の理
これは分かりにくい…
ただでさえ1,000ページを超える大作なのに加えて、話もいくつもの場所や時間に飛び、致命的なことに途中で数週間開けて読んでしまったため、読み直しを余儀なくされました。
京極夏彦さんで、京極堂シリーズの5作目にあたる作品です。
まずは感想から。
今回も推理がどうというお話ではありません。
そのあたりは作中でも語られており、あくまでも憑き物を落とすだけだ、とくどい程に念を押しています。
その憑き物にしても、妖怪の類そのものが登場する事は、もちろんありえません。
ただ事件があり、その構造をもって怪異を成すとでも言いますか…
一作目の『姑獲鳥の夏』で、すでに妖怪がどこにいるのかは示唆されていますが、今回もそれに忠実と言えるのかもしれません。
それから、シリーズものなので当たり前と言えば当たり前なのですが、このシリーズは特に、一作目から読みましょう。
犯人及び準犯人と言うべき人物を含む登場人物が再登場する上、意外に重要な位置を占めたりする事がままあります。
キャラクターの魅力によって面白さが増すお話なので、なるべく登場人物に関する情報は仕入れておくべきでしょう。
バカ考察ここから。
この作品の裏テーマは、ずばり変態ではないのかという邪推。
少年/少女趣味に始まる変態趣味が、話に結構絡んできます。
今回は女装趣味が登場して、女権問題と絡んで大いに話を盛り上げてくれました(と、いうほどでもないか?)。
まあ京極堂曰く「女装は怖くないー、自分に自信を持って下さいー」だそうなので、ボブも安心して5万円の銀様コスプレセットを買おうという事です。
すべてを台無しにして、感想終わり。
ただでさえ1,000ページを超える大作なのに加えて、話もいくつもの場所や時間に飛び、致命的なことに途中で数週間開けて読んでしまったため、読み直しを余儀なくされました。
京極夏彦さんで、京極堂シリーズの5作目にあたる作品です。
まずは感想から。
今回も推理がどうというお話ではありません。
そのあたりは作中でも語られており、あくまでも憑き物を落とすだけだ、とくどい程に念を押しています。
その憑き物にしても、妖怪の類そのものが登場する事は、もちろんありえません。
ただ事件があり、その構造をもって怪異を成すとでも言いますか…
一作目の『姑獲鳥の夏』で、すでに妖怪がどこにいるのかは示唆されていますが、今回もそれに忠実と言えるのかもしれません。
それから、シリーズものなので当たり前と言えば当たり前なのですが、このシリーズは特に、一作目から読みましょう。
犯人及び準犯人と言うべき人物を含む登場人物が再登場する上、意外に重要な位置を占めたりする事がままあります。
キャラクターの魅力によって面白さが増すお話なので、なるべく登場人物に関する情報は仕入れておくべきでしょう。
バカ考察ここから。
この作品の裏テーマは、ずばり変態ではないのかという邪推。
少年/少女趣味に始まる変態趣味が、話に結構絡んできます。
今回は女装趣味が登場して、女権問題と絡んで大いに話を盛り上げてくれました(と、いうほどでもないか?)。
まあ京極堂曰く「女装は怖くないー、自分に自信を持って下さいー」だそうなので、ボブも安心して5万円の銀様コスプレセットを買おうという事です。
すべてを台無しにして、感想終わり。