読書もまとめないと

今日も元気だ仕事が楽しい。いやない。(反語)
まあ、実際仕事は楽しいですけどね。
学校が始まってからが地獄になりそうな感じです。
4月は今の案件のほかに、もう一つくらい仕事が入ってくる予感。
場合によっては学校が終わってから職場に戻ればいいんですよ…ね…
正直、自由に使える時間が一日1時間程度しかありません。
高橋名人よろしく、趣味は一日一時間でしっかり遊ぶように心がけます。

会社の先輩が囲碁ができる人だと判明。
昔は初段くらい打てたのですが、正直今はどうなのか…
碁盤を持ってくると言っていたので期待してみます。
仕事の合間に、3日くらいかけて一局打つとか面白いかもしれませんね。

一応本も読んでいたので、まとめておきます。
本を買う余裕があるのかもわからないので、当分はあまり読書はできないかもしれません。
そのうち、余裕ができたら実家の小説をまとめて引き取りに行きたいですね。

『バイバイ・エンジェル』…笠井潔
矢吹駆シリーズという一連の作品の一作目。
このシリーズは前作のネタバレがばしばし行なわれるので、必ず順番に読みましょう。
ミステリに属するのですが、シリーズを通して学生運動や革命といったテーマを扱っているのが特徴です。
そうしたテーマが身近でないと感じる私には、少し理解しがたいところがある作品でした。

『サマー・アポカリプス』…笠井潔
同、二作目。
こちらは一作目と比べて比較的ミステリ寄りになったイメージ。
しかし大前提となるテーマは健在で、しかもそれをうまく使って最後にどんでん返しを仕掛けてきます。
事件は解決するものの、物語は三作目に続く、という感じで終わってしまいます。
三作目は売っていなかったため入手できていないのですが、そのうち読みたいと思います。

うーん、消化不良。
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先週分読書まとめ2/12

紙って人類最強のメディアだと思う今日この頃。
やっぱり本は最高ですよ。
そんな感じで今回もまとめていきましょう。

『名探偵の掟』…東野圭吾
『秘密』や『白夜行』が映画化されているので、知っている方も多いと思います。
東野圭吾さんが本格ミステリのお約束に突っ込んだ、そんな話。
主人公は自称名探偵の天下一君、もちろん金田一のパロディです。
もちろんただ茶化すだけではなく、ミステリ小説への提言のような要素も含んでいます。
そんなところを抜きにしても、『六枚のとんかつ』のように楽しんでしまえる作品ではありますけれど。
『長門有希の100冊』、19冊目。

『伯母殺人事件』…リチャード・ハル
倒叙形式、つまり犯人の視点から描かれたミステリ。
『古畑』とか『コロンボ』を想像してください。
内容なんですが、物は言いようと言いますか。
それぞれに悪い点がないかと言えばそういうわけでもなく、ただ結果としてこうした形になったのかな、という印象。
犯人が一方的に悪いとはどうしても思えないのですが…
『長門有希の100冊、20冊目』。

ついに『長門有希の100冊』の読破率が20%を突破!
と、喜ぶようなことなのかは知りませんが。
しかし、ミステリ初心者はこの100冊とその近辺から入るのがいいかもしれません。
名著と呼ばれる本ばかりが揃っていますし、オススメ。
SF関連は詳しくないので分かりませんが…
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先週分読書まとめ2/4

明日は忙しいかもしれないので、今のうちにまとめをドン。

『有限と微小のパン』…森博嗣
S&Mシリーズ、最終章。
まあ、今後もGシリーズなどに続いていくらしいですが。
話の方は、再登場のあの人が全編を引っ張る感じです。
ミステリとしては、バーチャルリアリティ技術に関わる話が伏線のようで、実際起こった事件はそこまで難解ではなかったというお話。
ですが、やはり某人物がメインの話だったと思います。
某人物が圧倒的すぎるため、勝負という感じにはならないのが少し残念な気もしますけど。
『長門有希の100冊』、18冊目。

『虚無への供物』…中井英夫
『日本三大奇書』と呼ばれるミステリ小説のひとつです。
洞爺丸事件の後を描いているので、戦後の復興期が舞台になります。
奇書と言うのと、『ドグラ・マグラ』のインパクトでどんな本かと身構えていたのですが、中身は奇妙とは言えない程度でした。
…が、その『奇妙とは言えない』などという態度が、犯人の告発付近で一気に覆されます。
そのあたりは実際に読んでもらうしかないのですが、読後感は何とも言えないものがありました。

『九十九十九』…舞城王太郎
タイトルは清涼院流水のJDCシリーズに登場する、まさしく神のような探偵から。
JDCトリビュートと呼ばれるスピンオフなのですが、舞城王太郎が絡むだけにただの番外編にはなるはずもなく。
内容的には、そもそも九十九十九に関係ないんじゃないかと言うほどぶっとばしてくれています。
ある意味、その滅茶苦茶な姿勢がJDCシリーズへのトリビュート、という事なのかもしれません。
これが文庫にできるなら、『暗闇の中で子供』もそろそろ文庫になってもいいのでは…
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先週分読書まとめ1/27

月曜日は用事があるので、今週は今日まとめてしまいます。
一応、先週言ったとおりに読書量は増やしてみました。
とは言え、来週学校に行ったら後はもうほとんど卒業を残すのみなんですけど。
来年度はどこで読書の時間を確保しようかな、と考慮中です。

『Wドライヴ 院』…清涼院流水
毎度おなじみ清涼院タイム。
ミステリ的要素はほとんどないのですが、清涼院流水らしい要素は健在。
Drive1と2の2編からなり、どちらからでも読める仕組みなんてまさしくそれですね。
内容に関しては、ファミ通的に言えば「ファンなら買い」。
この人の作品はどれもそうだろうと言えばそれまでですね。

『秘密屋文庫知ってる怪』…清涼院流水
これまた清涼院。こちらは完全にミステリではありません。
都市伝説から始まって、最後にはJDCシリーズとのリンクが見えたりするお話。
これはこれで、別の作品を知っていた方が面白いかなぁ、という作品。
『Wドライブ』で散々な目にあった木村さんはこちらにもほんの少し登場します。
風呂敷の広げっぷりは良かったのですが、やはり5,000ページくらい読ませてくれないと本を壁に叩きつける気も起きません(何だそりゃ)。

『数奇にして模型』…森博嗣
S&Mシリーズ、9冊目。
模型がテーマの、色々と不意打ちを食らわされたようなお話でした。
森博嗣さん自体が同人誌を作っていた過去を持っているらしく、作中のオタク描写にどことなく親しみを感じます。
しかし、毎度のように単独行動に出て痛い目を見る西之園嬢はどうしても抜けた子に思えてしまう…
次でラストのS&Mシリーズ、果たしてどんな形で決着がつくのか、はたまたつかないのか。
どうもシリーズ物を読むと読破するまで気がすまなくなってしまいます。
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2007年読書はじめ

出かけようとすると雨が降るのはもはや茶飯事。
今日は夕方頃に雷も鳴ったりと、普段以上にすごい事になっていました。
もちろん出かけるのは週末に延期しました。
まあ、2月中旬まで猶予があるので平気でしょう。

長らく続いていた『世界樹』ですが、ようやくラスボスに到達しました。
まあ、どう考えても隠し要素が色々あるとは思いますが、一応終わりは見えてきた感じです。
問題はラスボスがかなり洒落にならない強さだったこと…
現在、対策パーティーを構成中。
バードは鍵ですよ、本当に。

と、いうわけで読書量も控えめですが、2007年初の読書まとめ。
まとめと言っても今回は1冊ですけど。

『夏と冬の奏鳴曲』…摩耶雄嵩
似たようなタイトルの韓国ドラマとは関係ありません。
と、いうよりこちらの方が初出は先だと思います。
中身ですが、最初はまるで理解できませんでした。
特に後半の、ある人物が怪我をするあたりからは疑問の連続。
落ち着いて読み返すと違和感に気がつくわけで、『暗闇の中で子供』のように考える必要があるかもしれません。

やはり一冊では格好がつきませんね。
次回はもう少し量を増やせればいいな、と思います。
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2006年最後の読書まとめ

不安定だった無線も、立て忘れたアンテナを立てて無事安定。
…まあ、どじっ子で通っている私なのでこれくらいは想定内です。
来年もこの路線で頑張るので、巻き込まれた皆さんは笑って許してくださいね☆
うん、われながらきもいな。

さて、それ以上に問題があったのはいとこの使っていたPCで、なぜか無線を内蔵しているのに無線カードも使っており、しかもその接続を別のPCに共有している謎設定。
昨日いくらいじってもだめだったのは、どうやら元々の無線のドライバがご臨終されていた様子。
サポートに来てくれたお店の方と、顔を見合わせてしまいました。

それから、あまり人の事は言えませんが、13歳女児がIEのホームを『メイプルストーリー』にしているのは…
ここにネトゲ他で人生踏み外したいい例がいるので、見習わないでほしいですね。

それでは、正真正銘、年内最後の読書まとめ。

『ダンス・ダンス・ダンス』…村上春樹
文学部の友達曰く、『今更文学部の人間が村上春樹を読むかという問題』があるとの事なので、それだけ有名かつ人気の作家さんと言えるのでしょう。
なお、これを読む場合は、『風の歌を聴け』→『羊をめぐる冒険』→本作と読みましょう。話がリンクしています。
感想は『ダンス〜』だけ。
これだけ続いた話の結論がああいった形で落ち着くとは…以上。
否定的なようですが、あれが『現実に戻った』という事なのかな、とも思います。
ただ、ある人物は死ななくてもよかったような。
『長門有希の100冊』、15冊目。

『今はもうない』…森博嗣
S&Mシリーズも8作目。
殺人事件の真相はともかく、あれだけ強調されると話全体のトリックはさすがにわかってしまいますよね。
ここから9作目、10作目に向けてどう動いていくのか。
まさしくサブタイトルの通り、スイッチバックのような作品になる事を期待しましょう。
…単体で読むと、あまり面白くないかもしれませんね。

『赤い館の秘密』…A.A.ミルン
あの『プーさん』の作者が著した、唯一の推理小説らしいです。
中身はまさしく推理小説という感じで、ホームズ役とワトソン役が頑張るお話。
古風な感じは受けますが、素直に読めて面白いお話だと思いました。
惜しい点は、創元推理文庫全体に言える事ですが、本のデザイン的に読みにくい点でしょうか。
リニューアルに期待したいところです。
『長門有希の100冊』、16冊目。
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先週分読書まとめ12/18

今年の読書まとめも、来週の1回で終わりなんですね。
7月から読み始めた『長門有希の100冊』は14冊まで読む事ができましたが、まだまだ先は長いです。
来年以降も、暇を見つけて読書は継続していきたいと思います。

『幻惑の死と使途』…森博嗣
次の『夏のレプリカ』と同時期に起こった事件を描く作品。
よって、こちらは奇数章だけでできています。
もちろん、両者は別の作品として読む事が可能。
S&Mシリーズの6冊目で、今回はマジシャンがテーマ。
ミステリ小説とマジックというのは似ているところもあるのかな、という気がしました。
ラストは、結局脱出したのかしなかったのか。

『夏のレプリカ』…森博嗣
同、偶数章だけでできた作品。
こちらはより内省的というか、そんな印象のお話。
これが叙述トリックというやつなんでしょうか。
そして、行方や生死が不明な人物がまた増えていく…
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二週間分読書まとめ12/11

いつも、読書の記事を投稿するときになって、前回の分を参照してフォーマットを確認している管理人です。
一週間に一回ペースだと、どうしても忘れますね。
誰も気にしないと分かっていても、せっかくなのでこだわってしまいます。

『たったひとつの冴えたやりかた』…ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
冴えたやり方について議論する本…ではもちろんなく、SF小説です。
同一の設定のもとに書かれた3つの作品を、それらの作品より後の時代の学生たちが、本当にあった出来事として読む形式。
そのため、同じ用語がたびたび登場するのですが、時代によってその位置づけに差があったりして、面白いと思います。
長門有希の100冊、13冊目。

『暗闇の中で子供』…舞城王太郎
ここを読んで、この本面白そうだから読んでみたい、と感じる人もいないと思いますが、一応忠告。
この本を読むなら、流し読みだけは絶対にやめましょう。
意図的に作品を破綻させたような話なので、何となく読むとその伏線を見逃して損する事間違いなしです。
話そのものは『煙か土か食い物』の続編なのですが、問題はどこまでが本当の出来事なのか。
極端な話、最初からすべて嘘であるとしても問題ないような話で、ラストに至っては『だから俺は嘘を書く』と、本当に嘘を書いて〆てしまいます。
ある意味『ドグラ・マグラ』に近いのかもしれませんが…
清涼院は別格として、メフィスト賞系の作家さんでは一番好きかもしれません。
長門有希の100冊、14冊目。

しかし、長門さんが宇宙人に関係しているため、長門有希の100冊にSFが増えるのはわかります。
ですが、やたらとミステリ系が多いのはこれいかに。
『ハルヒ』シリーズの作者である谷川流氏の趣味と言われればそれまでですが、『消失』あたりはその手の要素も含むとか何とか。
『スレイヤーズ』シリーズが揃っていた私の母校の図書室に行けば、今は『ハルヒ』シリーズが全部あったりするんだろうか…
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先週分読書まとめ11/26

自分で作った料理はなぜおいしくないんだろう、と恋する乙女に聞いてみたら、それはきっと愛が足りないからよマイケル、と言われました。
愛…愛か…

愛がアップ!
ねんがんのアイスソードをてにいれたぞ!
な、なにをするきさまらー!

と、自動的にここまで考えが進んでしまうあたり、私の料理は永遠においしくなる事はないのでしょう。
ちなみに、初代ロマンシングサガで必要なパラメーターは腕力、すばやさ、HP及び武器・術のレベルだけだったりします。
愛は回復魔法の回復量に影響するらしいですが、初期値でもHPが一発で全快するような…

そんな感じで今週分の読書をまとめましょう。
本来月曜にやるはずなんですが、今回は月曜が試験なので今日まとめてしまいます。

『零崎軋識の人間ノック』…西尾維新
何か、出ていたので思わず購入。
中身はもはや、普通のライトノベルです。
双識お兄さんがあまりに素敵なので、まあ良かったか。
付録で偽トレカがついていたのですが、他のキャラクターの能力が1,000程度なのに、哀川さんだけオール99,999。
これがオレのオベリスクですか、わかりません!

『順列都市』…グレッグ・イーガン
これは…強烈に分かりにくい。
文中で登場する謎の理論、『塵理論』にしても、説明を読んでも分かるのか分からないのか怪しいくらいなので、読むのに一苦労でした。
ただ、これが『長門有希の100冊』に含まれているというのは面白いところかもしれません。
長門有希の100冊、12冊目。
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いつの分だろう…読書まとめ

随分書いていなかったせいで、いつの分の読書まとめなのかは不明です。
色々な事が忙しい時期だったのですが、一応本は読んでいました。

『まどろみ消去』…森博嗣
いわゆる短編集。
例の『人類は十進法を採用しました』の元ネタはこれです。
ただし、こちらでのポーズはかなり違いますが。
内容に関しては、ミステリというわけではありません。
全体に、おかしな人物の登場度合いが多いような気がしました。

『カーニバル』…清涼院流水
お待ちかね、清涼院タイム。
『カーニバル』とまとめてはいますが、実際には文庫本5冊、合計3,000ページ以上の作品です。
中身はJDCシリーズの一冊で、例によって風呂敷を思いっきり広げて閉じるお話。
今回は地球全体を舞台に、10億人規模の被害が出るとんでもない話でした。
風呂敷の畳み方はかなり強引だったのですが、割と普通に面白かった気がします。

今回はこれだけ。
試験も終わったので、これからまた読書の量を増やしていこうかな、と思います。

ネトゲ日記。

アサシンが98歳になりました。
ここから本番のオーラロードなわけですが、ここにきて時計3Fに飽きる緊急事態。
現在、狩場が時計2Fになっております。
崑崙銀行も金利が下がってしまったので、クロックおじいちゃんに小遣いをもらう方向に転換、というわけですね。
まあ、小遣いをもらうというよりカツアゲに近いですが。
一応、率としても800k/h程度は出ているようなので、ここでお金を稼ぎつつ100%まで上げるのもいいかと思ってきました。
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